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CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.2が開催されました

2011年8月6日に静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」において、CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.2が開催されました。

CSS Nite in SHIZUOKAは、首都圏で開催されているWeb制作者向けセミナーイベントCSS Niteの静岡版として、静岡県で活躍するWeb制作の研鑽の場とコミュニティづくりを目的として開催されています。と、概要紹介から入りましたのは、私も実行委員として運営に携わっているからです。

今回のCSS Nite in SHIZUOKA, Vol.2は、当初3月12日開催予定でした。しかしイベント前日に発生した東日本大震災の影響で延期。約5ヵ月を経てやっと開催することができました。イベントには100名ほどの方にご参加いただき、盛況のうちに終えることができたと思います。参加者のみなさん、登壇いただいた方々、スタッフ諸氏、本当にありがとうございました。

それではイベントをふりかえってみたいと思います。

1)Facebookアプリをはじめとする4つの展開エリア(直人さん)

開催直前に内容が変更となりましたが、濃い内容だったと思います。コアなメッセージは「Facebookを何かに使うという発想はNG。ユーザーメリットのある施策でFacebook利用が適しているものについて、どのように落とし込んでいくか」だったと思います。

その上で、OGPやPluginsなどの概要をわかりやすく説明いただきました。また、本編もさることながら質疑応答もすばらしく、ユーザー重視の一貫した姿勢が伝わってきました。

開催前日に先行公開されたスライドは140ページ超の大ボリューム。本編では聞けなかった部分も多かったのが心残りです。

2)Webサービス立ち上げの経緯と考えるべきこと(白形さん)

静岡発でありながら全国区でサービス展開されているメールdeギフトさん。そのサービス立ち上げ・育て方を講演いただきました。「やってみる勇気」や「続けることの大切さ」を経験談を交えてお聞きし、強く背中を押された気分になりしました。

講演を通じて、社長である白形さんのパーソナリティを強く感じました。それはリーダーシップやポジティブな発想、自信、思わず引き込まれる人間的な魅力なのだと思います。これは「白形さんはどんな分野でも成功できるのでは」と思わせるものであり、自分も近づきたいと感じました。

地方(静岡)発のサービスでも全国に通用するというのは、勇気づけられますね。

セッション3)制作ワークフローの棚卸し(神森さん)

目から鱗のDreamweaver活用術でした。私はDreamweaverを割と使っている方だと思いますが、「コードビューでガリガリ書いてる」派です。デザインビューもパネル類もほとんど使っていないのですが、「DWが吐き出すコードが想像できる」レベルにまで使い込んでいないため、使い切れていないのだと実感しました。

また、懇親会でもお話ししたのですが、構造化・ワークフローへの落し込みの大切さを感じました。言葉だけからは「型にはめる」のようにも見えますが、それによって無駄なく漏れなく効率的に行うことが、結局はユーザーメリットにもつながるのだと思います。

神森さんのトークは穏やかな口調のなかに説得力があり、こういう方と一緒に仕事をしてみたいと感じました。

全体を通して

全体を通じて、密度の濃いイベントになったかと思います。
他方で運営に不慣れなところもいくつか出てしまいご迷惑をおかけしました。

静岡ではまだまだ勉強会も少なく、地元のWeb制作者と交流する場がないと感じています。今回のCSS Nite in SHIZUOKAが場の提供と発展のきっかけになれるように、これからもがんばろうと思います。

追伸.
次回はもっと懇親会の参加枠を増やして、より多くの方と交流できれば嬉しいです。
懇親会ではスピーカーとじっくり話すこともできますし、なにより楽しいですよ。


プロフィール

矢部 靖人(hamnaly)

いくつかの制作会社でWeb制作やDTPから営業まで経験し、2010年に独立。現在はhamnaly(ハンナリィ)という屋号で、Web制作を中心に地元企業のWeb活用を応援する事業を模索中。理想は高く現実は厳しく、下請け制作を中心に生きています。Knock! Knock! 主催。

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