「静岡開催!インターネットとデザインで変わる地域社会の未来セミナーvol.1【デジタルハリウッド】」に参加しました


2015年 5月19日(火)・CCC 静岡市クリエーター支援センター(静岡市)で開催れたセミナー 静岡開催!インターネットとデザインで変わる地域社会の未来セミナーvol.1【デジタルハリウッド】 に参加しました。

※ 本ブログ記事は、個人がセミナー参加を通して感じたことです。セミナーの要約でも、セッションの感想でもなく、ただの所感であり、たぶん役に立ちません。

セミナーの概要

セミナーのサブタイトルに「少子高齢化時代を生き抜くために今、知るべき5つのコト」とあるように、これから本格化する人口減少・高齢化社会に対して、現役世代がどう捉えていくか、というものです。

  • 21世紀前半で、機械化・IT化・人口知能の発達により、仕事の内容・あり方は大きく変わる
  • 日本の人口が1億人を割るであろう2050年前後においても、食料の輸入は必須
  • それ故、外貨獲得のための国際競争力保持が必須
  • そんな高齢化社会においては、女性も高齢者も働かなければ社会は維持できない

お話を要約すると、上記のような夢も希望もないものでした。

本当に夢も希望もないの?

今の価値観でいくと、「既存の仕事の多くは機械がとってかわる」「『老後』などなく生涯現役」「専業主婦など夢のまた夢」というのは、残念な未来に見えるかもしれません。ただ、これまでも社会のあり方は大きく変わってきたし、今感じている価値観は高度成長期の残像だと考えれば、至って普通のことのようにも思えます。

「既存の仕事の多くは機械がとってかわる → 今までにない新しい仕事が生まれるチャンス」「『老後』などなく生涯現役 → 孫にお小遣いをあげるのに困らなそう」「専業主婦など夢のまた夢 → これから実現する真の男女平等」etc...、ポジティブに考えればより良い社会が実現するかもしれません。

そういう世の中にするために何が必要か。まだ余裕のある今のうちに始めないと、間に合わないのでしょうね。

今こそ「デザイニスト」思考なのかと

中川さんはこれまでの講演でもデザイニスト(デザイナーのデザイン領域を、作品・製品のみならず、事業デザインや生活デザイン・社会デザインにまで広げようという中西元男氏の考え ※意訳)に触れてきました。今回の話も、ここに帰結するのかなぁ、と。つまり、クリエーターはそのデザイン領域をもっと広げていこう、自分たちがなすべき仕事も貢献できることも、もっともっとあるはず。そんなメッセージだと感じました。

何にしても、重い宿題であることには変わりないのですが…


プロフィール

矢部 靖人(hamnaly)

いくつかの制作会社でWeb制作やDTPから営業まで経験し、2010年に独立。現在はhamnaly(ハンナリィ)という屋号で、Web制作を中心に地元企業のWeb活用を応援する事業を模索中。理想は高く現実は厳しく、下請け制作を中心に生きています。Knock! Knock! 主催。

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