ホームページの“効果”

発行日 2011.9.13

ホームページというメディア

2010年代の今、ホームページは当たり前のものになり、目的を持って情報を探す・享受するためのものになりました。ホームページは星の数ほど存在し、インターネットでビジネスをすることは非常に困難な状況にあります。現在のインターネットは「ページオーナーが情報を発信する場」ではなく「ユーザーが知りたい情報を集めるための場」であり、主役は発信者ではなくユーザーなのです。

ホームページで効果をあげるために大切なこと

ホームページで効果をあげるために大切なことは、目的を明確にし、費用対効果を見定め適切な投資をすることです。大きな効果を望めばコストが継続的にかかりますし、小さな効果であれば低コストでも十分な成果を得られることもあります。

私たちはホームページの効果を具体化し、費用対効果がバランスした作成・運営をご提案します。

次にホームページの“効果”について、いくつかの例で紹介いたします。

ホームページの効果1)ユーザーにアクションを求める

購入・お問い合わせ・来店など、ユーザーに何らかのアクションを求めることは、以前からよく目的とされています。これは非常に大変で難しい効果です。なぜなら、下記のように多くの競争を勝ち抜いて始めて達成されるものだからです。

ホームページからお問い合わせなどを受けるまでのプロセス
  • 星の数ほどあるホームページの中からユーザーに発見してもらう
  • なおかつ、できるだけ多くのユーザーをホームページに集める
  • 星の数ほどのホームページとの比較に勝ち残る
  • フォーム入力や個人情報などの面倒で不安な操作を乗り越えてもらう

主役はユーザーです。そしてユーザーには星の数ほどの選択肢(競合)があります。かくも過酷な競争を乗り越えることで、もっとも直接的にホームページの効果を感じることができます。そのためには、多くのコストを投下し、常にホームページを改善し続けることが必要です。

「ユーザーにアクションを求める」ホームページ運営は
高コストが必要だが直接的なリターンを得やすい

ホームページの効果2)ユーザーの興味・関心をリサーチする

ホームページは「どのページが多く見られているか(ページビュー)」「どのページを何分くらい見たか(滞在時間)」「どんなキーワードで検索されてきたか(キーワード)」など、利用状況を容易に調査することができます。この利用調査から、ユーザーの興味・関心をリサーチすることができます。

例えば、飲食店のホームページであれば、以下のようなイメージです。

  • 料理ページが多く見られている → 料理が気になる → 料理に季節メニューを取り入れる
  • お酒のページは滞在時間が短い → 関心orアピール度が低い → お酒のバリエーションを増やす
  • 特定の料理名でよく検索される → アピールポイントになる料理? → オススメPOPを作成
  • とにかく1度来店して欲しい → ホームページでモニターを募集 → 新メニューの試食会を開催

こういったかたちでホームページの利用調査を店舗運営に活かせます。これによりデータに裏付けられた、お客さまのニーズに合ったサービス改善が可能になります。

この場合、一定規模のホームページユーザーがいれば目的が達成できます。そのため、ホームページの集客や改善に大きなコストを投下する必要はありません。その分、ホームページの効果は間接的なものとなり、ホームページ単体で効果を実感するのは難しいと言えます。

「ユーザーの興味・関心をリサーチする」ホームページ運営は
低コストでもOKだが反響は間接的

参考文献

こちらの書籍は、ホームページ作成を発注されるご担当者さまはもちろん、ホームページ作成業者の方もご一読されることをお勧めします(特に制作側には耳の痛いことが多く書かれていますが、目からウロコの発見があると思います)。



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