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WebSig1日学校2011に参加しました

2011年9月10日にデジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ(東京都八王子市)で開催されたWebSig1日学校2011に参加しました。昨年に続く開催で、1日学校というだけあって会場は元小学校(旧 三本松小学校)です。

WebSig1日学校は「未来」をテーマに、近視眼的なTipsを追うことやHow Toではなく、本質的な視点で考える、オトナのための1日学校です。「学校」というシチュエーションと国語、算数、社会というメタファーを生かし、インターネット/Webの未来、参加される皆さんの未来に生かせるモノの見方・考え方の発見になればと考えています。(WebSig1日学校2011より)

選択した授業はディレクター/プロデューサークラス


WebSig1日学校では、職種別の「サーバサイドエンジニア」「フロントエンドエンジニア」「デザイナー」「ディレクター/プロデューサー」「Web担当者」の各クラスからどれか一つを選択します。

私はフリーランスということもあり、どのクラスも少なからず関係があります。その中で事業全体の方向性を考えるために、ディレクター/プロデューサークラスを選択しました。ちなみにディレクター/プロデューサーは現場監督兼責任者のようなものです。

上記の基本クラスとは別に、専門外の職種の理解を深めるために「非〇〇のための選択授業」があります。こちらはあえて「非フロントエンドエンジニアのための選択授業」。最終納品物に仕上げる担当ながら、なかなか専門性・重要性が認められない、フロントエンドエンジニアのキャリアについて興味があったからです。

また社会の共通授業とワールドカフェ(ディスカッション)がありました。社会の共通授業では社会情勢全般を考え、ワールドカフェはディスカッションを通じて考えを深める時間です。

得たものは明日を考えるヒント



イベントが学校をモチーフにしたもののため、メモを手書きで取りました。授業の内容については、こちらのメモを見ていただければと思います。


ディレクター/プロデューサークラスの先生は、算数の川田十夢さん(AR三兄弟)と国語の小泉望聖さん(イメージソース・ノングリッド)。おふたかたとも「先を見通す」「未来を逆算する」ことに言及されていたのが印象的です。また「自分をプロデュース」というような部分について、非常に刺激的なお話を聞くことができました。


女教師風コスプレの千貫さん

非フロントエンドエンジニアのための選択授業の先生は千貫りこさん(KICKS Web)。フロントエンドエンジニアの視点から業務とWebのこれからについてお話されていました。大胆にもフロントエンドエンジニアの地位向上について質問させていただきました。このあたりの悩みは尽きないところです。ほかの方も同じように苦労されているし、そのなかでも頑張っておられるのは励みになりますね。

イベントを通して考えたこと

日々の業務に追われ、なかなかキャリアプランや将来の見通しまで考える機会がないのが現実です。そんななかできっかけをいただいたことに感謝です。

「楽しい」ばかりで突っ走ってきた20代から、「家族」「人生」「仕事の未来」を考えるようになった30代の前半。これからの10年をこの業界で生き抜くために。そんなことを振り返り、未来を想像し、日々の仕事に反映させる方法を考える。こういうイベントもたまにはいいですね。


追伸
先生役のみなさん、スタッフの方々、参加者のみなさん、お疲れ様でした&ありがとうございます。みなさまと私の“明日”が少しでも変わりますように!


プロフィール

矢部 靖人(hamnaly)

いくつかの制作会社でWeb制作やDTPから営業まで経験し、2010年に独立。現在はhamnaly(ハンナリィ)という屋号で、Web制作を中心に地元企業のWeb活用を応援する事業を模索中。理想は高く現実は厳しく、下請け制作を中心に生きています。Knock! Knock! 主催。

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