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CSS Nite in KOFU, Vol.1に参加しました

2012年7月21日に山梨県甲府市・甲府商工会議所で開催された、CSS Nite in KOFU, Vol.1に参加しました。5月に開催されたCSS Nite in SHIZUOKA, Vol.3の懇親会にて急遽開催が決定し、2ヶ月という特急スピードで開催されました。



Webデザイントレンド半期決算


原さんのセッションは2012年上期のデザイントレンド。今回はスパンが短めだったこともあり、変化と言うより進化・深化しているように感じました。大きな流れは継続しつつ、その中でも発展形やバリエーションが豊富になっている印象です。

原さんのお話によると、このセッションのために延べで何万というサイトを見ているそうです(何度も見返すこともあるそうです)。多くのサイトを巡回していくなかで、気になるポイントや既視感のあるポイントを整理していくのでしょうが、ともかくも「数の力」「継続の力」を感じます。それが一番の刺激だと思っています。


Webサイト制作の納品時のワークフロー改善と品質管理


神森さんのお話は、品質と主にサーバーアップロードのワークフローです。「Webサイトは企業そのものなので、誤字や些細なミスもNG」「Webサイトは簡単に直せるから、という甘えは許されない」といった指摘は、わかっていてもついつい緩さが出てしまいがちです。当たり前のことを当たり前に実行することの大切さを、改めて感じることができました。

後半のSmart Release(開発サーバーと本番サーバー間でのデータコピーのシステム)は、注目のシステム。神森さんの所属するCPIさんは、このところずっと攻め続けているサーバー屋さんという印象です。とかく価格競争になりやすい業界にあって、その勢いがスゴいと感じています。


今知っとかないと!Webデザイナーのための「Webマーケティング」基礎セミナー


江尻さんからは、お見積り・提案とWebマーケティングのお話でした。4月に開催れたTalkNote Vol.4でもお聞きしたお話ですが、改めて聞いても納得感があります。「お客さまが納得する、知りたいことがわかるお見積もり」「いくら儲けるために、いくら投資が必要かを提案できる能力」など、まだまだ取りかかれていないことが多く、反省の多いセッションでした。


異なる画面サイズに対応するレスポンシブWebデザインのエッセンス


鷹野さんのセッションはレスポンシブWebデザイン。技術的なこと、Dreamweaverのこと、考え方など多岐にわたる内容です。特に考え方の部分、「レスポンシブWebデザインはスマートフォン対応であって、最適化ではない」「そもそもスマホの魅力(購入目的)はPCサイトが見れることなのだから、過度な表示の変更ってどうなの」という視点が印象的でした。


企画・設計時のアプローチと、提案時(プレゼン時)のコツ


小石さんのお話は、企画や仕事に関するメンタル的なお話でした。資料非公開とのことですので、多くは書きませんが、プレゼン勝率8割の秘訣は「この人と仕事をしたいと思わせる人間力」なのだと感じました。そのための方法論は人それぞれですが、それを支えるプロフェッショナル意識が非常に高いことも印象的です。


全体を通しての感想など


全体を通して感じたのは「基本の大切さ」です。それぞれのお話の分野は違っても、「そのサイトは何のために存在するのか」「それによって誰がどう幸せになるのか」を追求することが、我々の仕事なのだと仰っているように感じました。まだまだ未熟ですね、日々是精進です。

最後に、スタッフの皆さま、山梨県でのCSS Nite初開催、おつかれ様でした。内容も盛りだくさんで、それぞれが濃密なセミナーでした。これからのご活躍、期待しております。


プロフィール

矢部 靖人(hamnaly)

いくつかの制作会社でWeb制作やDTPから営業まで経験し、2010年に独立。現在はhamnaly(ハンナリィ)という屋号で、Web制作を中心に地元企業のWeb活用を応援する事業を模索中。理想は高く現実は厳しく、下請け制作を中心に生きています。Knock! Knock! 主催。

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